実は自分自身を苦しめる大きな要素「真面目」の使い方
今日のテーマは「真面目」についてです。
世の中には、真面目な人がたくさんいます。本当に素晴らしい。皆さんのおかげで世界が回っているし、
真面目な人がたくさんいるおかげでルールや秩序が保たれています。本当にありがとうございます。
今日はそんな「真面目すぎる人」に関するお話です。。。
「真面目」とは?
まずは真面目について調べていきます。
「真面目」の言葉の意味は、次のようなものがあります。
- 嘘がなく、誠実なさま
- 真心があり、真剣な気持ちで活動をする様子
「真面目」の言い換え表現には、次のようなものがあります。
- 一生懸命
- 責任感が強い
- 努力家
- 計画性がある
- 正義感が強い
- 忍耐強い
- コツコツ積み上げられる
- 最後までやり遂げる
素晴らしいです。
やっぱり真面目な人は素敵だし、そんな人たちと一緒に働くことができていること、嬉しく思います。
しかしながら、「真面目」には絶妙な落とし穴も存在しています。
真面目の落とし穴?
そうです。「真面目」には落とし穴があります。
どんな落とし穴でしょうか。遊び心が足りなくなりがち?
いいえ、もっと本質的なところです。
真面目な人の落とし穴、それは・・・
一生懸命で責任感が強く、正義感を持っているところ
です。
は?って思われる方も少なくないでしょう。
少しかみ砕いて言いましょう。
真面目な人は「自分自身の価値観を一般化」させてしまっていることに気づきにくい傾向にある
んです。
これでも、なにそれ??って思われる方がいらっしゃると思います。
もっと簡潔に言いましょう。
真面目な人は「自分自身のモノサシが世間のアタリマエ」だと思っている場合が多い
と、言うことです。
これは、自分が真面目で正しいから相手が間違っているんだと無意識に○×で考えてしまう、いわば考え方のクセでもあります。
間違ってはないですよ。もちろん。真面目に論理的に考えることで導き出せる多くのことは正しいです。
ただ、論理的に考えた答えだけが正解なのかと言われると、そうではないような気がするんですよね。
例えば、ルールの中で導き出す正解は、そのルールが変わってしまうと正解じゃなくなってしまうことも多い。
「正しい答え」の外側には、何かしらの制約があったり、もっと広いルールがある前提での答えである場合が多いです。
「真面目」に「完璧」をルールの中で作ってしまった人は、ルールが変わると崩れてしまうことも多く、失敗体験や挫折に繋がってしまうことも少なくないのではないでしょうか。
枠の外をイメージしながら、枠内のことを作り上げる。
枠の外があると知っているかどうかで「真面目じゃない人」への受け取り方が180°変わる。
なんにせよ、「真面目」は強力な武器です。フル活用するために「真面目じゃない」も使えるようになると鬼に金棒。
自分のモノサシや準拠枠をしっかりと理解して、上手く真面目を使いこなしてもっとステップアップしていきましょう(*^^*)!
また次回(^^♪